2009年

12月

25日

吉岡徳仁「Paper Cloud」

心を和やかにするようなソファ。

2009年のEDIDAデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞した吉岡徳仁、今度はチェア部門をこの「Paper Cloud」で受賞しました/時代の緊張感を和やかにするような、文字通り雲のような眺めのソファをモローゾからリリースしました。プロトタイプはソファの表面に、工業用の紙とゴムのストレッチ性でシャーリング加工を施して制作されました。空を漂う雲のように、水面を漂う泡のように、人々の記憶のなかで静かに印象づけられる作品です。

 

 

 

2009年

12月

20日

nendoが手掛けた「target」

日本のホープ nendo がデザインしたシェルフ。

世界で活躍する、日本のホープ nendo が手掛けた「target」。イタリアの家具メーカー、アルケティポ社から発表された本棚です。非常にミニマルなデザインだからこそ美しい直線が際立ち、nendo らしい造形が心に刻み付けられます。nendo はすでにアイデンティティを確立したといってもいいでしょう。十字の棚板はブックエンドとしての機能をもつので、小さい本でもしっかり収納できます。また縦横の収納も選ばないので、ディスプレイする感覚で楽しく収納できるアイディアも逸品です。

 

 

 

2009年

12月

13日

ivorilla の「ガス・ケース」

ガスタンクに荷物をつめて、バカンスへ出発!

ドイツからやってきた ivorilla のキャリーケース。「ガス・ケース」の名のとおり、本体にはドイツで実際に使われているガソリンタンクを用いています。写真のオリーブ以外にも赤、黒、オレンジ、ベージュ、黄、青という豊富なカラーバリエーションで展開しています。カラフルな色とデザインのコンビネーションを楽しめるキャリーケースです。

 

 

 

2009年

12月

07日

NT のテーブルランプ「Lamp No.1」

やっかい者が美しいデザインなりました。

家電の悩みはごちゃごちゃと絡まる電源コードですよね?それをデザインに取り入れたのが「Lamp No.1」です。ガラスのベースコードを収納することができ、点灯したときに、ふわりと浮かび上がるガラスとカラフルなシェードのコントラストもきれいです。スイッチはシェード部分に配置されていて、調光もできます。ニコロ・タリアーが設立したブランド、NTのプロダクト商品、3サイズで展開しています。

 

 

 

2009年

12月

02日

ヴェルナー・パントンの名作が復刻

ヴェルナー・パントンの名作「C1」が復刻。9色展開で登場。

50年代に活躍した北欧のデザイナー、ヴェルナー・パントン。今回、ヴィトラ社から復刻されたのは、その当時、Plus - Linje 社から発売された作品のひとつ、アームチェア「C1」です。デザインモチーフは球体の断面、絶妙な背の角度で座り心地も抜群です。9色展開で発売しています。

 

 

 

2009年

11月

27日

アントワーヌ&マニュエルの新作キャビネット

白いキャビネットに描いた、過去と未来の物語。

デザインユニット、アントニー&マニュエルが、BD バルセロナのためにデザインした「トュヴァビアン」。マニュエルの故郷の地形や動物、幾何学模様をモチーフに豊かな装飾が施されています。過去の記憶と未来のイメージをテーマに、アートとクラフト、グラフィックとファンタジーが融合した立体絵本のようなキャビネットです。

 

 

 

2009年

11月

22日

ノザイナー&ハラパの「スプラウト」

芝生の上で、くつろいで過ごす極上の1日。

名前も国籍も明かさないデザイナー、ノザイナーとスペインのムルシア地方の伝統工芸品、ハラパのコラボで生まれたラグマット「スプラウト」。素材には100%リサイクル繊維が使用されています。白いつぶつぶは、細胞分裂など自然界の成長過程で見られる黄金比率と密接な法則、「フィボナッチ数列」に基づいて並んでいます。寝転んで自然界の不思議に思いを馳せてみてはどうでしょうか。

 

 

 

2009年

11月

17日

マリオ・トリマルキのセンターピース

風に舞う影を映した、センターピース。

アフリカの砂漠からシチリア島を吹き抜ける熱風、シロッコ。アレッシィから登場した「La Staza dello Scirocco」シリーズは、この厄介な風に舞うさまざまな事象の影を写し取ったかのようなデザインです。手掛けたのはシチリア島生まれの建築家、マリオ・トリマルキです。彼の提唱する「不確かな幾何学」が体現されたプロダクトになっています。

 

 

 

2009年

11月

12日

建築家・彫刻家の川上喜三郎の「キサウィング」

6枚の羽根が織りなす、美しい光と影。

建築家・彫刻家としてロンドンを拠点に活躍する川上喜三郎。ミラノ・サローネで好評を博した新作の照明「キサウィング」は、秋田杉と和紙のような半透明のアクリル板を使った不思議なデザインです。光を透過・反射する6枚の羽根が「光を包み、影を織る」という川上喜三郎のテーマを演出しています。照明器具としての存在感とともに、豊かな光を楽しめます。

 

 

 

2009年

10月

31日

注目デザイナー、ストランド&ヴァス

あのカール・ハンセン社の社長が絶賛のデザイナー。

カール・ハンセン社の社長、クヌッド・エリック・ハンセン氏が「ハンス・ウェグナーのデザインに合う家具がデザインで稀有なデザイナー」と絶賛している、家具デザイナーのクリスティーナ・ストランドとニルス・ヴァスです。1998年に共同オフィスを立ち上げて以降、長く使ってもらえることが最大の目的という2人のもの作りは、素材の良さや継ぎ目といった細部に時間とパワーを注ぐことから始まります。「デザインがシンプルになるほど、パーツの探求に情熱が必要です。だって、シンプルで退屈なデザインなんて捨てられてしまうでしょう。まずは美しくなければ!」とストランド&ヴァスは言っています。

 

 

 

2009年

10月

25日

ルイス・ポールセン「トルボー」

北欧の自然界からヒントを得た5つの色。

美しくシンプルなフォルムで人気のルイス・ポールセンの「トルボー」シリーズ。この10月、直径12センチの使いやすい大きさの「トルボー120」が「ノーザン・ライツ(北欧の光)」と題した5色で登場しました。左から、ブラック・ベリーズ、イエロー・ブロッサム、クラウディ・ホワイト、グレイ・サンダー、ミスティ・ブルーです。オシャレで可愛いコードの色にも注目です。

 

 

 

2009年

10月

15日

インゴ・マウラーの「アリズクーパー」

草むらに潜むヘビのような、インゴ・マウラーの新作です。

フランクフルトのライトアンドビルディング2008、そして今年のミラノサローネで発表されたインゴ・マウラーの「アリズクーパー」。高い機能性をユニークなヘビのフォルムで表現して話題となった照明です。自在に曲げられる本体にはゴムホースを使用しています。今にも赤い舌を出しそうなリアルさが面白い作品です。

 

 

 

2009年

10月

10日

ヤコブセンの「The Dot」が復刻

アルネ・ヤコブセンのスツールが待望の復刻です。

フリッツ・ハンセンから、嬉しいニュースが到着しています。リクエストの絶えなかったアルネ・ヤコブセンがデザインした「The Dot」がついに復刻です。ブラック、ホワイト、オレンジ、ローズ、ライムの5色で展開しています。(11月発売予定)

 

 

 

2009年

10月

05日

紺野弘通の新しい「RIN」チェア

レザークッションをまとった、新しい「RIN」チェアです。

今年の春にフリッツ・ハンセンから発表され、高い評価を得た紺野弘通デザインの「RIN」チェア。可憐な立ち姿が印象的でしたが、今度は座面にレザークッションがあしらわれたマニッシュな表情で登場です。もうひとつの「RIN」チェアも楽しもう。