Carlo Colombo

カルロ・コロンボ 

 

 

 

 フィレンツェ大学で電気工学を学び、ピサのScuola Superiore Sant Annaでロボット工学を学び、また、Politecnicodi Milanoでは建築を専攻し、1993年に卒業します。

 

 同じ年、インダストリアルデザイナー兼コンサルタントとしてキャリアをスタートさせます。1995年にビルや住宅の再構築作業に参加。また、1994年から、欧米のさまざまな大学で教授を務めており、現在もデジタルシステム、コンピューターによる建築について、教鞭をとっています。最近の研究活動は、コンピュータビジョンと半自動ロボット、進化した人間機械相互作用とマルチメディアシステム工学への応用などです。

 

 カッペリーニやザノッタ、モローゾ、フレックスフォーム、ポリフォームなど、イタリアを中心とする、数多くの有名メーカーをクライアントにもち、2004年、ミラノサローネでポリフォームより発表した、チェア「Fly2」やシステム収納家具「Sintesi」が話題を集めました。家具デザインだけではなく、住宅設計や商業空間のインテリアデザインを手掛けるなど、活動は幅広く、国際的にも最も注目されているデザイナーの1人です。

Air for Poliform

その名の通り、空気のように軽やかで繊細なテーブル。イタリアの知性派、カルロ・コロンボのエッセンスが端々から感じられる作品です。100%リサイクル可能なミネラルを主成分とする樹脂素材、クリスタルプランドだから可能になった、静かに主張するデザインに脱帽です。

 

 

 

 

Sabattini

クラシックな趣きのロココ調のキャンドルスタンド。完璧な曲線を実現させたフラワーベース。バロック風のフレームが優雅な雰囲気を醸し出すフォトフレーム。(左)

木肌の凹凸を生かしたキャンドルホルダー。(右)