Jean-Marie Massaud

ジャン・マリー・マソー 

 

 

 

 1990年、Les Ateliers Nationale Superieure de Creation Industrielleを卒業。卒業後、香港に移り住み、しばらくそこで仕事をします。パリに戻ってからの、Marc Berthierとの共同作業と都市計画の仕事を通じて、デザインと建築を融合させる意欲をかきたてられたジャン・マリー・マソーは、工業製品から家具まで、さまざまな分野に参加するようになります。様々なアプローチは、人間が譲論の中心となる、本質的なものに対する模索にフォーカスしたものです。

 

 ジャン・マリー・マソーの作品は、感覚と不思議な力、そして生きている実感を得ることへの探求によって支えられていると言えます。現在のクラインとはYamaha Offshore、Armani、Baccaratまで多岐にわたります。また、そのコレクションは、アムステルダムやシカゴ、ロンドン、リスボン、パリ、チューリヒなどのデザインミュージアムで展示されるなど、世界で高い評価を得ています。

 

 2000年には、Daniel Pouzetとともに、スタジオを設立し、活動の幅を、建築の分野にまで広げています。2005年、Tokyo Design Tideで、タイム&スタイルにて開催されたエキシビジョン、「Human Nature」は、建築、デザインを通して自然界と人間の共生を示唆するプロジェクトとなり、プロダクトデザイン、日本での新たなる取り組みと活動の軌跡を通して、これからの新しい建築・デザインの方向性を示したものとなります。今日、忘れ去られてしまった人間と自然界との関わりを深く思慮する、ジャン・マリー・マソーの創造哲学が紹介されました。

 

 

Outline for Cappellini

曲線美にこだわったソファです。体を包み込むデザインは、ベッドとして寛ぐこともできます。

 

Kennedee & Kennedee D for Poltrona Frau

ダイナミックで幅広のラインが特徴的なモジューラータイプのソファです。軽快でモダンなキルティングのシート、ソファは、ボルトロナフラウの伝統に裏打ちされた職人技術との結晶によるものです。

 

 

 

Cubik for B&B Italia

クリアカットラインとエレガントなシェイプ、ファブリックのディテールが三位一体となって見事な美しさを作り出すフロアランプです。

 

Vent Blanc for Time & Style

陶磁器のテーブルセットです。Design Tide TokyoでTime&Styleでエキシビジョンを行った際に発表されました。

 



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