COMMITTEE

コミッティー 

 

 

 

 クレア・ページとハリー・リチャード損の2人組デザイナーです。ともに、1975年生まれ。1998年、リバプール美術大学のファインアートを卒業後、ロンドンへ渡り、2001年に結婚。そしてコミッティーを設立します。家具や照明、テキスタイルを中心に、インテリアデザインの分野で活動しています。主な作品は、ロンドンのTopshopのための限定ニットアクセサリーや、2004年のミラノサローネで発表した、「Kebab Lamps」、ケルンファニチャーフェアでの「Origami Desk」などです。

 

 中でも、「Kebab Lamp」シリーズは、コミッティーの代表作として最も有名です。中古の食器やガラクタになってしまったモノを組み合わせ、スタンドの脚にしたランプで、そのユニークさが話題になり、王室御用達の食器メーカーThomas Goodeモデルも制作されています。2005年には、Design Tide in Tokyo期間中、CIBONE AOYAMAにて、Kebab Lampコレクションの展示館が開催されました。また、同店では、コミッティーのデザインしたグラフィックを、ファッションアイテムのリミテッドエディションとして制作、販売、展示を行うなど、国内外のハイセンスなアートショップ、ギャラリーなどから注目を集めています。

 

 

Kebab Lump

2004年、ミラノファニチャーフェアにて発表。さまざまなテーマをもって作られたこのコレクションは、必要がなくなり、捨てられたものを集めて作られています。次こそは、大切な存在に変えてあげたい、そんな思いがデザインされたものです。