Ted Noten

テッド・ノートン 

 マーストリヒト大学で学んだ後、1986年から1990年の間、リートフェルト大学で、デザインを勉強します。現在、ジュエリーデザイナーとして、アムステルダムにて活動。また、アイントホーフェンやドュッセルドルフ、シェフィールドなどの大学において、ゲスト講師として教鞭もとっています。

 

 透明樹脂の中に、ゴールドやシルバーのアクセサリーや、さまざまな小物や小道具を閉じ込めた、一連の作品が特に有名で、ハンドバックを型取ったものに、ゴールドのモデルガンを入れたものなど、ユニークさと美しさを併せ持った作品は、テッド・ノートンのデザインワークの特徴と言えます。その作品は、アーネム近代美術館やモントリオール装飾美術館などのコレクションされています。

 

 グループ展や個展など、多くのエキシビジョンを積極的に行っており、オランダはもちろん、東京、ドイツ、ロシア、アメリカなど、世界中でその作品を披露しています。1999年と2001年の2度に渡り、デザインプライズロッテルダムにノミネート、2003年には、オランダ・ロールモンド美術館から贈られる名誉ある賞、Harrie-Tillieを受賞しました。

 

 

Lady - K bag

フラワーが彫られたガンとその弾丸をアクリル樹脂のなかに閉じ込めた、オブジェです。エレガントな中に潜むヴァイオレンスを表現。さまざまなハンドルが取り付けられられているのがおもしろいハンドバックです。