Simon Heijdens

シモン・ヘイデンス 

 

 

 

 2002年、アイントホーフェンデザイン大学卒業。プロダクトデザインとメディアデザインを学びます。また、アイントホーフェン入学以前に、ベルリンにおいて、独自にフィルムメイキングの研究をしており、その経験は、後のシモン・ヘイデンスの作品に大きな影響を与えることになります。

 

 Droog Designからコレクションのオファーと国際的なエキシビジョンへの誘いをきっかけに、公式的なインテリアの舞台に登場します。現在は、ロッテルダムとロンドンを拠点に活動し、Droog DesignやPrada、
O.M.A、Jurgen Bey、そして、アイントホーフェン市などをクライアントに、仕事をしています。

 

 自然に対する思いを込めた作品や、人の価値観に疑問を問いかけるようなシモン・ヘイデンスのデザインワークは、一見エキセントリックにも見えるものが多いが、そのメッセージは、非常にオーガニック的で、まさに21世紀らしいと言えるデザイナーの1人です。

 

 

50 differently priced bags for Droog design

1から50ユーロまでのすべて違うプライスが付いた、50同じフェルトにバッグ。値段がスクリーンプリントに表示されています。人の価値観に任せた、もしくはそれを問う作品です。

 

 

 

200 Sugar Cubes

その名の通り、200個のシュガーキューブのセットです。1個1個に1から200までの数字が記されています。

 

 

 

Tree for city of Eindhoven

現在オランダでは、自然が少なくなってきています。代わりに人工的なものが増え、街頭の木々さえも、計画、管理されているという状態で、もはや自然木ではなくなってきています。それでも風に乗ってくる落ち葉など、まだほんの少し残っている自然を感じることが辛うじてできます…。そんな思いを表現した光のインスタレーション。プロジェクターによって、木、そして落ち葉を出現させています。